ADHD・自閉症支援「みずのおうち」
育児のコツ

  
ソウの療育の実際より

ソウは軽度精神遅滞といってIQが低く、集団行動に参加できずに療育を受けることとなりました。そこでは自閉やADHD等と区別はなく、小集団(3〜5人)保育でした。しかしそこでの療育は参考になるものもあると思いますので紹介していきたいと思います。

幼児期〜


大きな声で名前を呼ぶ

朝はまずお名前を呼ぶことから始まります。歌にあわせて♪〇〇くんはどこでしょう〜ここです、ここです、ここですよ〜と手振りをしながら保育士も親も子も歌います。お名前を呼んで返事ができたらほめます。ちなみにほめ方は、「うわあ!元気いいねー握手しよう!はい、あーくーしゅ」といったものでした。ほめ方にも程度があるみたいであんまり大きい子に頭をなでたりすると大きくなってもそれを要求したり、又は幼稚に扱われたとプライドを傷つけられたと思うようなので年令相応のほめ方が必要なようです。


課題に目を向けさせる

お名前を呼ぶのが終わったら一日の流れを絵や写真で示したカードを張りつけます。例えば椅子の絵、トイレの絵、洗面所の絵…などと貼りつけて「1ばん、お話を座って聞きます、2ばん、おしっこにいきます…」と説明するのです。もし子供が聞き逃していても絵が貼ってあれば何をするかがわかります。課題に取り組むときも折り紙の説明の時は折り線を赤線で書いたり工夫されてました。また粘土みたいに0から作り上げるよりは、ほぼ完成してるのを仕上げさせて達成感をあじあわせたりするのが良いといわれます。


絵本の読み聞かせ

二歳くらいまではのりもの、どうぶつ等の本で一ページに一つの動物とその名前が書いてあるようなものがいいそうです。そして親は子供のペースにあわせて一緒にながめるだけでよく、指さしをしてくるようになれば名前を教えます。そのうちに自分から指差して名前をいうようになるので正解ならほめてあげてください。療育では大きな絵で文章が少ない赤ちゃん絵本の読み聞かせがありお話は椅子に座って聞くのが基本。後から親の手で膝の上を押さえます。立とうとすると筋肉が動いてわかるのでその時は力で押さえ付けるというじっと座る訓練になってました


遊び方

遊びといっても玩具などに興味を示さなかったりするので、毎日散歩にいくのはどうでしょうか。目を合わせるように心がけて話し掛けたり、すべり台に興味があるならそれもいいでしょう。あとは手遊び歌やテレビのこども番組の体操や絵描き歌を親が覚えてやってみせると興味をしめすことが多いのです。このように情報入力の仕方を工夫すると親に対しての甘える行動が見られるようになり、それを基礎としてその後の学んでほしい社会的行動を習得できるといわれてます。うちにはお片付けに〇、けんかに×などのカードが貼ってあり少しは効果がみられてます

ほめ方、叱り方


その場でしっかり

ほめ方は年令相応にその場ですぐほめて下さい。叱り方もその場で短く強く子供がひるむほど叱って下さい。うちもまだ未熟者でよくやるのですが、叱った後も小言や文句を言ったりしますよね、それは無駄です。だって子供には意味がわかってない。だから、子供はほぇ〜としてるのでよけい腹が立ち「ごめんなさいは?」と謝罪を強要する、これも無駄。あやまればすむんだ〜という悪循環の始まりです。また「あとでお父さんに叱ってもらうから」とか、ご飯抜き等や体罰は、時間がたてば忘れてしまう子供にとって意味不明な事になるのです。やめて下さい。


自傷行為やいたずらについて

自傷行為やいたずらは気を引くための手段とも考えられます。つまり注意してもらったり怒られることが=自分を見てくれてる、という喜びを感じているようではちっとも治まりませんし怒るのは逆効果になります。だからちらちらとこちらをうかがうような感じでしている場合は、無視するのが一番だそうです。でもその行為が激しい場合は目を合わせないように後からその手をぐっと押さえ付ける、止めようとするまで押さえ付けるのです。諦めた頃力をゆるめてください。それを繰り返すことによって減っていきます。

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